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冬のメンテナンス
五島バラモンキング、ロングタイプに初挑戦の方が、ロードバイクのメンテナンスに来られました。
タイミング的には、今の時期がベストです。
年間を通して、シーズンオフとなり、春先に大会が開催されますので、その前の準備として早めの手当てがいいのです。
大会メカニックとしての経験で、大会当日良くあるトラブルをご紹介いたします。
①昨日までは作動していた変速機が、競技中おかしくなった。
②ブレーキが利かなくなった
③リアの変速を、激坂になりロー側に変速した途端、後輪にリア変速機がかみこみロックしてしまい、走行不能になった。
等などで、普通に練習してた時は何も無かったのに、レースになると通常より力を出し切るので、異常が起きるのかもしれません。
当然の事ですけど、タイヤ消耗はNGで、あとリムフラップ、チューブの点検も大切です。
リムフラップは、リムの内側にある穴に、チューブが噛みこまないようにする保護テープで、大切なパーツです。
この部分内側に隠れているため、チェックからもれたりしますけど、大切な点検ポイントです。
それから、完璧に点検整備した自転車を、車に乗せて運ぶ時は、前後輪外して中に入れる方が多いですよね。
大会の会場に着き、車から降ろし、車輪をもとに戻すときのワンポイントアドバイスがあります。
まずはクイックレリーズで仮止めをして、自転車を正立させ、左右のクリアランスを確認後、もう一度しっかり固定してください。
あわてて、車輪を装着しそのままレースに出て、なんか車輪の回転が良くないと思いつつ、ゴール後良く見たら車輪が左右ずれていて、ブレーキゴムがリム面に触れて、ブレーキがかかったままになっていた。
このケース、意外とあるのですよ)^o^(