ブログ
自転車のブレーキ
佐世保からの方が、ロードバイクメンテに来られました。
ブレーキのチェックです。
今度レースに出るから、全体的にメンテして、ブレーキも大丈夫かとの事です。
ちなみに、最近はディスクブレーキが、主流になりつつありますが、皆様の所有台数はまだノンディスクで、リムブレーキタイプがほとんどです。
それからブレーキの種類は、カンチブレーキ・Vブレーキ・サイドプル・デュアル・バンド・サーボ等あります。
スポーツバイクの場合は、総じてリムブレーキかディスクのタイプの2択です。
その昔ロードバイクのブレーキはレース志向なので、止まる事よりもスピードコントロールの為の物ですと、説明してた頃もあります。
以前ヨーロッパのカンパ製のブレーキに、平べったいおにぎりみたいな形のものがあり、そのブレーキのひき加減は非力な握力の方は、安全に止まれそうにない硬さでした。
最近のSHIMANO製ブレーキは、それに比べると別物のように軽いタッチに進化してます。
そうであっても、一般公道は周囲に気配りし、交通ルールを守ることが先決です。
以前ロードバイクで走行中、前のタクシーが突然客待ちの左側に幅寄せした時、50メートル辺りからきずきましたけど、フルブレーキでもタイヤがロックして、タクシー後ボデーすれすれ寸止めでした。
そんな経験した方、スポーツバイク走行時は皆さんおありのようです。
ブレーキング性能は、タイヤの種類・道路状況・天候いずれも相関性があり、すべてに過信は禁物です。
同じ条件であれば、もちろんディスクブレーキが、安心材料があります。
現在リムブレーキの方でも、ブレーキゴムのリムとの接地面を見てみてください。
新しくても、鉄粉や微細な石ころがゴムに噛みこんでると、聞き具合も悪くなるし、ゴム本体の摩耗も要チェックですよ。
プロのメカニックとしてのもう一つのアドバイスは、ブレーキワイヤーとアウターの摩擦に気配りください。
メカニカルディスク式の場合でも、ブレーキレバーからブレーキ本体キャリパーまでの、ワイヤー周りを新品に交換するか、グリスアップすると見事に今まで以上にタッチが良くなります。
是非、お試しください)^o^(