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自転車と遊び
自転車に関わり半世紀、自分のテーマは人生を楽しく、健康に過ごすこと。そのアイテムの一つが自転車で、のんびり・ゆったり・マイペース、あと時には無我夢中でペダルを回し続ける。その感覚は50年前と全く変わりません。周囲の方にも、純粋であった10代後半のその想いを語っています。ただ近頃、その想いが学問的にはどうなんだろう?と、自問自答する時があり、パソコン検索してたら【遊びと人間】のフレーズで目に留まった書籍の題目が、『遊びの品格』。早速発注し今日届いたので、とりあえずパラりとめくったら、目に飛び込んだのが《自転車の心地よさ》のページへ!
偶然だけど、もう自分の中では感動モノです。
しなくいけないのが仕事で、しなくていいのが遊び、作者はそう言ってます。
東洋思想的には、無用の用ですね。
その昔車引きの車夫が道端でのんびりと腰を下ろし、たばこをくゆらせ休んでいて、それを見た弟子が師匠に語りかけました。
先生あの車引きは、仕事もせずに休んでいますよ!
師匠曰く、それでいいんだよ、一見無駄なような行為でも、それがあるからまた車引きの仕事で頑張れるんだよ。
そんな話の内容を学生時代の講義で聞いたことが、今でも心に残ってます。