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レースの世界

本日、自転車ロード女子選手M瀬さんが、ボントレガーレーシングシューズオーダーの為、ご来店いただきました。

世界を見据えた日本人トップクラスの方で、語り口調もスポーツマン特有の、爽やかでさっぱり感があります。

実は以前から、スイミングコーチを通じて、彼女の話は良く聞いてまして、水泳から陸上とずば抜けた才能の持ち主であります。

ロードレースは持久力も大切で、子供の頃から水泳とかで鍛えられているようです。

一流選手の機材に対する要求はシビアーで、選択を間違えれば競技タイムに数秒のロスが生じ、それは100分の1を競う勝敗を左右します。

そこが自転車を楽しむ派、競り勝って一秒でも早くゴールする派、それぞれの目的がある所以です。

確かに、楽しむ派が圧倒的に多いのですけど、頂点をめざしひたすら苦しい練習に耐え、日々一人でも黙々と目標に向かう姿を目のあたりにすると、こちらも応援したくなります。

今回は、ボントレガーのシューズの履いた時の感想も、お聞きできたので話に少し添えます。

まず、はいた瞬間ピタットくる。

これは、皮膚感ですので、その方しか解かりませんけど、実はこれが大切で、私は【出会えてる】と思います。

上位モデルのシューズですので、レーシング用の硬くて軽いカーボンソールになり、土踏まずの部分がしっかり足の裏側をホールドします。

シューズを試しに履いて頂くときは、その方の足の形の特徴がありますので、その部分は目で見えますので、幅広か細身のどちらかをお勧めします。

最後のフィット感は、やはり本人の感覚です。

それと、今回クリートの位置は、母子球が基本になりそれよりややカカドよりになるのが、最近の設定に多いです。

この数㎜の微調整が、100分の1秒を競う競技の勝敗につながる訳で、優勝を目指すアスリートにとって、大切な要素なんです。

他にも色々と、M瀬さんとはお話し、ヨーロッパのプロレーシングチームの事、日本での活動拠点とか、本人と直接お会いして、そんな話をできたことに感謝です。