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駅と自転車そして輪行
輪行袋をご存知ですか。
最近はJR利用時、自分の自転車を袋の中にきちんと包んでさえいれば、車両の中に自分と一緒に積み込むことができます。
例えばマイカーがないとしても、自転車で遠くに出かけたいとき、片道を自転車、帰りをのんびり列車で帰宅。
先日の諫早のロードバイクグループの方、日田のビール工場まで自転車で走り、そこで出来立てのビールを試飲したそうで、凄くいい企画で楽しんだようです。
もちろん帰りは、輪行で皆さんでワイワイ会話が弾みながらの、車窓旅)^o^(
昨日、サイクルロッジタニグチで自転車をご購入の客様が、輪行の仕方を指導くださいとのことで、お見えになりました。
トレックのカーボンロードバイクで、ディスクブレーキタイプのものです。
輪行と言うやり方は、昔からあったわけですけど、その時代クロモリフレームが主流の時で、塗装に傷が入る位の注意と、エンド周りに気をつかってたぐらいで、意外と気軽でした。
今回アドバイス依頼を受けたのが、カーボンフレームのためそれを分解して輪行するのは、ある程度守るべきポイントがあると思います。
あとディスクブレーキタイプはクイックレリーズではなくて、スルーアクスルタイプが主流です。
それと車輪にはブレーキローターがそのまま付いてきますので、これの保護も大切です。
一般的に輪行は前輪・後輪の両方を外すか、前輪のみ外すかです。
専用の輪行袋は価格的には7000円前後で、小さくたためるタイプになっていて、持ち運びもできます。
袋に詰めるやり方は、最近YouTubeとかで確認できますので、何回も見ながらご自分で練習を重ねることをお勧めいたします。
スポーツバイクで、前輪と後輪の脱着をスムーズにできる方であれば良いのですけど、脱着がうまくできない方は、まずその作業をスムーズにできるように練習してください。
袋に詰めてしまえば中は見えませんけど、後の変速機がよくトラブルがあるようです。
それは外部からの衝撃を受けやすいようで、目的地に到着して袋から出したときにまず曲がっていないか目視で確認することをお勧めします。
JRとかで旅をする時とか、できれば自らの見えるところに常に保管するようにお勧めいたします。
壁にきちんと立てかけられる場所がベストです。
それから、輪行袋は自転車を包んでいるカバーですので、その薄い布自体を持ち上げると、破れたりしますので、中の自転車本体を持つように意識してください。
ちなみに、飛行機とか自分が見てないときの輸送においては、袋ではなくて丈夫なハードケースタイプをお勧めいたします。