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物質から精神へ

巷には物があふれ、自転車に関しても路地裏には、放置自転車が山積みです。

その自転車は、ママチャリがほとんどですけど、それでも異様な光景です。

物が売れない時代になっている気がします。

求めてるものが、違ってきてるようで、自分もお客様とかとお話しするときに、ふと思うことがあります。

映画の寅さんシリーズが、リメイクされるとの事で、山田洋二監督が葛飾柴又商店街を散策してるシーンが、印象的で、そのコメントの中で確か駄菓子屋さんの話がありました。

雰囲気は昭和の香りがする店があり、お店の方とお客様との触れ合いが、ゆったりとした安心感が漂っていました。

何もかもが、効率的な事を急ぎ過ぎ、非常に便利になる一方で、自分たちの精神世界は取り残されています。

取り残されてるのではなくて、留まってくれてると思います。

自転車で遊ぶとき、昔も今も同じような気持ちで楽しめる事に、ある意味感動します。

目をつぶり、ペダルを回さずとも走るBIKE?

楽しくないと思います。

夏、汗だくでペダルを回し、休憩の為立ち寄ったレトロな(コンビニではありません)お店で、冷たい飲み物で一息入れてて、そこのおばちゃんが、「どっから来たとね?」みたいな、会話のやり取りは月日が過ぎても、覚えています。