以前に、サイクリングとキャンプ仲間が集まり、「いろり工房」を主宰しておりました。

長崎市の南部地区、軍艦島が見える海岸に古い民家がありましたので、そこをお借りして、自転車仲間が夜な夜な集まり、いろりを囲んでおしゃべりを楽しんでました。

今から２０年ほど前ですので、現在の古民家利用のさきがけのみたいな感じですね。

田舎つくりのかなり古い建物で、トイレは壁伝いではあるけど外、しかも穴が掘ってるだけで、メンバーの誰一人として、使用はできませんでした。

入口木戸を開けると、まさしく土の土間、中心に太い大黒柱、そのそばには囲炉裏があります。

部屋を仕切るドアは木の引き戸で、いろりの煙で黒光りして、素晴らしかったです。

土間の奥には、薪で料理できる「くど」、その横に五右衛門風呂。

このお風呂が、意外と人気でした。

自転車仲間は、アウトドアー好きなので、当然いろりを囲んで酒盛りし、そのまま雑魚寝で過ごします。

夜が明けると、近くの海でシーカヤックで、野母崎半島めぐり。

そこで過ごした自転車仲間たちは、フランス人・カナダ人と国際的で、彼れが帰国後でもフランスとかカナダに、遊びに出かけたグループもいます。

メンバーのＩ君があるとき、カナダを旅してましたら、道端で通りすがりのカナダの女性が、なんと長崎で一緒にツーリングをしてたメンバーの方でした。

不思議な出会いも、あるものですね)^o^(

古民家で、いろりを囲み、自転車・キャンプ・カヤック、アウトドアー談義を交わしていた仲間たちとも、皆様各々今でも交流があることは、自転車ライフがとりなすご縁と確信してます。