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キャンプ場管理人のつぶやきinサイクルロッジ

本日、佐世保市とサイクルロッジタニグチ大村店の中間に位置する、キャンプ場の関係者がご来店いたしました。

久ぶりにロードバイク乗りたいとの事で、消耗品のチユーブとメンテナンスオイルをお買い上げで、しばしお話をしていると、私の古くからの友人のお知り合いの方でした。

そして最近のキャンプ場ウォチングの話題になりまして、利用客はかなり多いそうで、そのキャンプスタイルも年々変化してるそうです。

当初グランピングテントがはやりましたけど、最近は家族で飯盒炊爨で食事を作る方も多く、またこの寒い時期は気合いが入ったベテランキャンパーが、ワンポールテントで自前の暖房器具を持ち込み楽しんでるそうです。

一番興味深い話が、キャンプファイヤーです。

私が思い浮かべるのは、遠い昔の高校生の時、九重合宿でのキャンプファイヤーを、同級生と輪になって囲みフオークソングを歌ってたような、ぼんやりした記憶があります。

現在はそのシーンをユーチユーブ動画で見て、それにあこがれる親御さんが子供とキャンプに来て、キャンプファイヤーに参加するのが、意外と多いそうです。

その場所での会話を聞いていると【ほらほら、よく見てごらん、これが焚き火だよ!すごいだろう。】、連続三回来られる方もいるそうです。

現実がこれなんですけど、ある意味驚きです。

確かに現在は、焚き火ができる環境が無く、家庭や学校でも焼却炉が撤去され、キャンプ場でも直火が禁止されてます。

本来焚き火は、寒いとき体を温めたり、台所・お風呂の煮炊きで生活に密着しておりました。

里山に入り込み、生活に必要な薪の調達は少し前までは当たり前で、だからこそ、その山の道もきちんとしてて、山林が荒れることもなかったようです。

今、当たり前のように、スイッチ一つでそのすべてを完結できる、便利な世の中です。

ではなぜ、人間は焚き火に魅了されるのか?

元々ある遺伝子レベルに記憶されれるものが、揺らぐ火を見て安らぐのでしょうね。

※【あのコンドルを見よ!】、ネイティブインディアンの長老が焚き火の前で指差して、そう語った。と、テントの中で実際に生活した方が、とあるセミナーで人間の本質を話していた時の一説が、浮かんできました。

その火を見ながら、喧嘩や口論するのを見たことないです)^o^(。

同じ動物でも、野生のオオカミや猪とかは逆に火を恐れます。

現代の子供たちに、教えられることがあるとすれば、室内で画面に迎いスイッチをいじってるばかりではなくて、外に出て、自然にあるものをおもちゃにして、友達と遊ぶすべさらに一人でも生きるすべを学んでほしいです。

その中に親子でマウンテンバイク遊びも良いですし、サイクルロッジタニグチ専用のマウンテンバイクテストライドコースに、もうすぐインディアンテントが設営されますので、是非ご利用ください。

その中に焚き火のスペースを作りますので、きっと皆様喜んでいただけると確信しております。

自転車に乗る人は、たまに言われるそうですが、「坂道とかきついから車がいいよね。」

確かに正論で、自宅に居ればスイッチ一つで生活できるのに、「キャンプ場に行って不便な生活をなぜするの?」

大人たちは、不便な昔の事も経験してる方もおりますが、今の子供たちはまずいないと思います。

このような命題を、遊びながら体験するのも、大切な事だと日々想っております。